なまり節(生節)とは?呼び名の違いや食べ方をご紹介
【なまりぶしとは】
なまり節とは、生のカツオをさばきいた後、蒸す、茹でるなど加熱処理行い、一度だけ燻製(焙煎)した加工品です(カチカチ固い鰹節はこの燻製の工程を何度も繰り返します)。主に西日本の呼ばれる生節とは呼び名が異なるだけで同じ商品です。鰹節は主にダシを取る時に利用されますが、なまり節はなまり節自身をほぐして色々なお料理で食べます。
【目次】
- なまり節と「なまり」の違い
- 鰹節との違い
- 生節の原料となる魚
- 食べ方
【召し上がり方1】マヨネーズ一味
【召し上がり方2】ポン酢と大根おろしで
【召し上がり方3】とろーりチーズと
【召し上がり方4】お味噌汁で
なまり節と「なまり」の違い
なまり節は加熱処理を行った後に一度だけ燻製(焙煎)した物ですが、加熱処理だけで燻製しない加工品をなまりと呼び、なまり節とは区別されることが多いです。
鰹節との違い
鰹節はなまり節では一度だけの焙煎(燻製)の工程を繰り返し行い(10~15回)、さらにカビ付け、天日干しの工程を繰り返し行い完成します。
生節の原料となる魚
生節(なまり節)の原料となる魚は、主に鰹(かつお)と鯖(さば)の2種類が使用されます。
一般的には真鰹(本鰹)が使用されますが、長崎県では羽かつおが原料となります。
さばの場合、真鯖(まさば)とごま鯖の2種類が用いられています。
食べ方
なまり節は一般的にそれ自体に味が付いていない為、調味料をかけたり、野菜サラダ、煮付けや、お味噌汁などで美味しく召し上がれます。(醤油などの味付けタイプもございます)
【召し上がり方1】マヨネーズ一味唐辛子
マヨネーズの濃厚さと一味唐辛子のピリ辛感がよく合います。
【召し上がり方2】ポン酢と大根おろしで
ポン酢のさっぱり感に燻製の風味がよく合います。
【召し上がり方3】とろーりチーズと
ケチャップ等で軽く味付けしてチーズをのせてレンジで20秒。
チーズのとろとろ感がたまりません。
【召し上がり方4】お味噌汁で
大根、人参、玉葱の根野菜との相性が抜群でお味噌汁にするとダシも出て
具もなり二度美味しいです。