トップページ > 生節 > さば燻製そぼろ 2本詰合せ
原料となるのは脂のたっぷりのった天然真鯖。さばの他の種類の「ごばさば」にはない味のまろやかさと身崩れないしっかりとした身質が特徴で、燻製にした際の薫香との相性も抜群です。
そんな真鯖をを1本1本全て手さばきでさばきます。機械を使わず全て手さばきで行うのはもちろん素材の旨味を逃さず最大限に切り取るのも理由の一つでございますが、次工程の燻製時の微妙な火加減や燻し加減において、その日の魚の状態が大きな判断材料になる為です。魚に触れた職人の指先で脂ののりや微妙な身質を見極め、次工程の燻製の作業へと移ります。
燻製時に焼くのは自然豊かな五島列島の藪林から伐採した桜や椿の木などを含んだ原木です。お口に入れるとふわぁと広がる優しいスモークの香りの秘密はこの数種類のブレンドした原木とその割合にあります。
当店は20年前に生節作りの世界に飛び込みました。燻製の技術など教えてくれる人も少なく、手探りの状態からのスタートとなります。初めはそれこそ失敗の連続でした。無添加であるにもかからず、「薬の臭いがする」とのお客様から苦情を言われたこともあり、原因を探すもなかなか分からず頭を悩ますばかり。やっと探し当てたのは木の種類。燃えるとハッカような香りを出す木があることすら当時は知りませんでした。それからも試行錯誤は続きます。もっといい香りを、もっと優しい香りを、焼いては捨て、焼いては捨て、そしてやっとたどりついた数種類の原木とその比率。燻製の命ともいえる薫香には職人の惜しみない努力と技術がいっぱい詰まっています。
燻製とは一口ではいいますがその製造方法はさまざま。木を砕片に加工したチップといわれるもので燻す方法や、食品加工業界では多用されている燻液(木材を炭に焼く際に生じる副産物の液体)に漬けて乾燥させる方法などございますが、当店では昔ながら作り方に頑なにこだわり、レンガ釜での原木を丸ごと使った直火の燻し焼き。原木をそのまま使うことにより短時間で一気に高温にして直火で焼きながら旨みを閉じ込め、火加減を弱めながらじっくり燻します。
生節の特徴でもある独特の風味は高温で燻された魚からしたたり落ちる脂が燃える原木に落ち、それが煙となってまた燻す。これを繰り返すことによって生まれます。天候、温度、風量、魚の状態などを見極めた微妙な火加減や燻し加減はまさに熟練の技。レンガ釜にある拳ひとつほど空気口のみで空気を調整し、原木を継ぎ足しながら燻し上げていきます。一度火を付けると焼き加減にむらができないよう小まめに魚の向きを変える作業も加わり釜からいっときも離れる事ができません。 このような燻製機や添加物を一切使用しない昔ながらの完全手作り燻し焼きで作り上げた生節には、燻製機では出せない香ばしさと照り具合、燻液などの添加物では出せない自然な優しい薫香が生まれます。
そのままでも既に製品でもある、深いスモークの香りとじゅわりと広がる鯖の風味豊かな鯖生節に、さらに香ばしさとコクを出す為、試行錯誤を重ねて選び抜いた醤油などの当店独自の十数種類の具材を加え、コトコトじっくりと煮込みます。
商品番号 A1115
販売価格2,400円(税込)
[24ポイント進呈 ]
この商品の平均評価: 5.00
非公開 投稿日:2022年12月14日
魚をあまり食べてくれない子供たちもこの鯖そぼろは取り合ってすぐになくなってしまいました。 本当においしくて家族みんな大好きです。
あつあつホクホクのご飯と
お召し上がり下さい。
脂のたっぷりのった真鯖を昔ながらのレンガ釜で一本一本丹念に燻し上げた鯖生節にさらに生節によく合う地元長崎の醤油メーカーの醤油と十数種類の具材を加え、
原料となるのは脂のたっぷりのった天然真鯖。さばの他の種類の「ごばさば」にはない味のまろやかさと身崩れないしっかりとした身質が特徴で、燻製にした際の薫香との相性も抜群です。
手さばき。
そんな真鯖をを1本1本全て手さばきでさばきます。機械を使わず全て手さばきで行うのはもちろん素材の旨味を逃さず最大限に切り取るのも理由の一つでございますが、次工程の燻製時の微妙な火加減や燻し加減において、その日の魚の状態が大きな判断材料になる為です。魚に触れた職人の指先で脂ののりや微妙な身質を見極め、次工程の燻製の作業へと移ります。
燻製時に焼くのは自然豊かな五島列島の藪林から伐採した桜や椿の木などを含んだ原木です。お口に入れるとふわぁと広がる優しいスモークの香りの秘密はこの数種類のブレンドした原木とその割合にあります。
当店は20年前に生節作りの世界に飛び込みました。燻製の技術など教えてくれる人も少なく、手探りの状態からのスタートとなります。初めはそれこそ失敗の連続でした。無添加であるにもかからず、「薬の臭いがする」とのお客様から苦情を言われたこともあり、原因を探すもなかなか分からず頭を悩ますばかり。やっと探し当てたのは木の種類。燃えるとハッカような香りを出す木があることすら当時は知りませんでした。それからも試行錯誤は続きます。もっといい香りを、もっと優しい香りを、焼いては捨て、焼いては捨て、そしてやっとたどりついた数種類の原木とその比率。燻製の命ともいえる薫香には職人の惜しみない努力と技術がいっぱい詰まっています。
高温で燻す。
燻製とは一口ではいいますがその製造方法はさまざま。木を砕片に加工したチップといわれるもので燻す方法や、食品加工業界では多用されている燻液(木材を炭に焼く際に生じる副産物の液体)に漬けて乾燥させる方法などございますが、当店では昔ながら作り方に頑なにこだわり、レンガ釜での原木を丸ごと使った直火の燻し焼き。原木をそのまま使うことにより短時間で一気に高温にして直火で焼きながら旨みを閉じ込め、火加減を弱めながらじっくり燻します。
生節の特徴でもある独特の風味は高温で燻された魚からしたたり落ちる脂が燃える原木に落ち、それが煙となってまた燻す。これを繰り返すことによって生まれます。天候、温度、風量、魚の状態などを見極めた微妙な火加減や燻し加減はまさに熟練の技。レンガ釜にある拳ひとつほど空気口のみで空気を調整し、原木を継ぎ足しながら燻し上げていきます。一度火を付けると焼き加減にむらができないよう小まめに魚の向きを変える作業も加わり釜からいっときも離れる事ができません。
このような燻製機や添加物を一切使用しない昔ながらの完全手作り燻し焼きで作り上げた生節には、燻製機では出せない香ばしさと照り具合、燻液などの添加物では出せない自然な優しい薫香が生まれます。
この色が旨みの証。
十数種類の具材。
そのままでも既に製品でもある、深いスモークの香りとじゅわりと広がる鯖の風味豊かな鯖生節に、さらに香ばしさとコクを出す為、試行錯誤を重ねて選び抜いた醤油などの当店独自の十数種類の具材を加え、コトコトじっくりと煮込みます。
とでコクとテリが生まれま
す。
生の鯖から同じ具材で煮込んでもこのよう独特の風味は出ません。スモークされた鯖生節を煮込むことで燻製そぼろの何とも言えない旨味とコクが生まれます。
ご飯の甘みでさらに旨味が増すよう計算して味付けしておりますので、アツアツのご飯と一緒にお召し上がり下さいませ。醤油の風味と絶妙な甘辛さと一味のピリ辛味が食欲をそそります。