トップページ > 酒の肴 > ほぐしさば生節(ノルウェー産 天然真鯖)骨なし[5個セット](70g×5個)約5人前
当店のさば生節は30%にも達する脂ののりがもたらす上質の旨味にこだわり、他県の国産真さばの代替え品としてではなく、あえてノルウェー産さばを使用しております。
そんな長崎県産の天然羽かつおを1本1本全て手さばきでさばきます。機械を使わず全て手さばきで行うのはもちろん素材の旨味を逃さず最大限に切り取るのも理由の一つでございますが、次工程の燻製時の微妙な火加減や燻し加減において、その日の魚の状態が大きな判断材料になる為です。魚に触れた職人の指先で脂ののりや微妙な身質を見極め、次工程の燻製の作業へと移ります。
燻製時に焼くのは自然豊かな五島列島の藪林から伐採した椿の木などを含んだ原木です。お口に入れるとふわぁと広がる優しいスモークの香りの秘密はこの数種類のブレンドした原木とその割合にあります。
当店は20年前に生節作りの世界に飛び込みました。燻製の技術など教えてくれる人も少なく、手探りの状態からのスタートとなります。初めはそれこそ失敗の連続でした。無添加であるにもかからず、「薬の臭いがする」とのお客様から苦情を言われたこともあり、原因を探すもなかなか分からず頭を悩ますばかり。やっと探し当てたのは木の種類。燃えるとハッカような香りを出す木があることすら当時は知りませんでした。それからも試行錯誤は続きます。もっといい香りを、もっと優しい香りを、焼いては捨て、焼いては捨て、そしてやっとたどりついた数種類の原木とその比率。燻製の命ともいえる薫香には職人の惜しみない努力と技術がいっぱい詰まっています。
燻製とは一口ではいいますがその製造方法はさまざま。木を砕片に加工したチップといわれるもので燻す方法や、食品加工業界では多用されている燻液(木材を炭に焼く際に生じる副産物の液体)に漬けて乾燥させる方法などございますが、当店では昔ながら作り方に頑なにこだわり、レンガ釜での原木を丸ごと使った直火の燻し焼き。原木をそのまま使うことにより短時間で一気に高温にして直火で焼きながら旨みを閉じ込め、火加減を弱めながらじっくり燻します。
生節の特徴でもある独特の風味は高温で燻された魚からしたたり落ちる脂が燃える原木に落ち、それが煙となってまた燻す。これを繰り返すことによって生まれます。天候、温度、風量、魚の状態などを見極めた微妙な火加減や燻し加減はまさに熟練の技。レンガ釜にある拳ひとつほど空気口のみで空気を調整し、原木を継ぎ足しながら燻し上げていきます。一度火を付けると焼き加減にむらができないよう小まめに魚の向きを変える作業も加わり釜からいっときも離れる事ができません。 このような燻製機や添加物を一切使用しない昔ながらの完全手作り燻し焼きで作り上げた生節には、燻製機では出せない香ばしさと照り具合、燻液などの添加物では出せない自然な優しい薫香が生まれます。
商品番号 10043
販売価格4,480円(税込)
[45ポイント進呈 ]
[ 送料込 ]
ほぐしさば生節はさば生節を1本1本手作業で骨を取り除き、ほぐした状態にしております。封を開ければお手間も取らせることもなく、すぐに生節の薫香ともちもちとした食感をご堪能頂ける状態でお届け致します。
この冷たく澄んだ海で鯖が育ちます。
漁期の9月〜10月になると北海の冬の凍てつく海に備えて養分をたっぷり蓄えて、脂ののりもさらによくなり、その脂肪含有量は最大30%にも達します。
国産さばの脂質10%と比べるとその差は2倍以上。その差は味にもあらわれ、ノルウェー産と国産のさばを並べて行ったブラインド試食では実に89.9%が「ノルウェー産さばのほうが美味しいと」と答えた調査結果もございます。
当店のさば生節は30%にも達する脂ののりがもたらす上質の旨味にこだわり、他県の国産真さばの代替え品としてではなく、あえてノルウェー産さばを使用しております。
そんな長崎県産の天然羽かつおを1本1本全て手さばきでさばきます。機械を使わず全て手さばきで行うのはもちろん素材の旨味を逃さず最大限に切り取るのも理由の一つでございますが、次工程の燻製時の微妙な火加減や燻し加減において、その日の魚の状態が大きな判断材料になる為です。魚に触れた職人の指先で脂ののりや微妙な身質を見極め、次工程の燻製の作業へと移ります。
燻製時に焼くのは自然豊かな五島列島の藪林から伐採した椿の木などを含んだ原木です。お口に入れるとふわぁと広がる優しいスモークの香りの秘密はこの数種類のブレンドした原木とその割合にあります。
当店は20年前に生節作りの世界に飛び込みました。燻製の技術など教えてくれる人も少なく、手探りの状態からのスタートとなります。初めはそれこそ失敗の連続でした。無添加であるにもかからず、「薬の臭いがする」とのお客様から苦情を言われたこともあり、原因を探すもなかなか分からず頭を悩ますばかり。やっと探し当てたのは木の種類。燃えるとハッカような香りを出す木があることすら当時は知りませんでした。それからも試行錯誤は続きます。もっといい香りを、もっと優しい香りを、焼いては捨て、焼いては捨て、そしてやっとたどりついた数種類の原木とその比率。燻製の命ともいえる薫香には職人の惜しみない努力と技術がいっぱい詰まっています。
高温で燻す。
燻製とは一口ではいいますがその製造方法はさまざま。木を砕片に加工したチップといわれるもので燻す方法や、食品加工業界では多用されている燻液(木材を炭に焼く際に生じる副産物の液体)に漬けて乾燥させる方法などございますが、当店では昔ながら作り方に頑なにこだわり、レンガ釜での原木を丸ごと使った直火の燻し焼き。原木をそのまま使うことにより短時間で一気に高温にして直火で焼きながら旨みを閉じ込め、火加減を弱めながらじっくり燻します。
生節の特徴でもある独特の風味は高温で燻された魚からしたたり落ちる脂が燃える原木に落ち、それが煙となってまた燻す。これを繰り返すことによって生まれます。天候、温度、風量、魚の状態などを見極めた微妙な火加減や燻し加減はまさに熟練の技。レンガ釜にある拳ひとつほど空気口のみで空気を調整し、原木を継ぎ足しながら燻し上げていきます。一度火を付けると焼き加減にむらができないよう小まめに魚の向きを変える作業も加わり釜からいっときも離れる事ができません。
このような燻製機や添加物を一切使用しない昔ながらの完全手作り燻し焼きで作り上げた生節には、燻製機では出せない香ばしさと照り具合、燻液などの添加物では出せない自然な優しい薫香が生まれます。
この色が旨みの証。
※掲載の小サイズは現在は中サイズで販売しております。